キシリトールの働きとサプリメント一覧 | ロサンゼルスから直送！高品質と低価格を両立できるアメリカのサプリメント専門店

≪キシリトールとは≫
●虫歯菌の餌にならない甘み成分
キシリトールとは、トウモロコシの芯などに含まれる「キシラン」という多糖を原料とする糖アルコール成分。野菜や果物に含まれ、砂糖に似た甘さがあります。甘味料には虫歯や肥満を招きやすいというイメージがありますが、キシリトールは虫歯の原因菌のえさにならず、しかも低カロリー。ダイエット中で糖質を控えたい時も安心です。

●歯の再石灰化を促す働きがある
キシリトールは、歯の再石灰化を促進します。再石灰化とは、歯の表面から溶け出したリン酸やカルシウムなどが再び歯の表面に戻って、酸で溶かされた歯を修復する作用のことです。特に、キシリトール配合のガムを噛めば、同じく歯の再石灰化に役立つ唾液の分泌も促進させることができます。

●虫歯の発生を防ぐ
キシリトールは、虫歯の原因にならないだけでなく、虫歯の発生を防ぐ効果が唯一証明されている甘味料です。ミュータンス菌の増殖を防いだり、歯に付着する歯垢（プラーク）の量を減少させたり、歯の再石灰化を促したりして、虫歯を予防してくれます。

●キシリトールの安全性について
キシリトールは、その安全性が世界で認められています。アメリカの食品衛生安全局やWHO（国際保健機関）、FAO（国連食糧農業機関）などの機関が、キシリトールの安全性を評価しています。日本において、1997年に食品添加物としての使用が認可されています。妊婦が摂取することも、特に問題はありません。

≪キシリトールの摂取方法≫
●1日の摂取量の目安
キシリトールが含まれた製品は、1日あたり1〜20gを目安に摂取すると、虫歯の抑制に効果的だとされています。

●摂取方法や注意点
キシリトールは、一度に多量に摂取すると、下痢や腹部の不快感を招く恐れがあります。一度に摂取する量は多くても30gまでを目安にしておきましょう。

執筆：臨床栄養協会認定サプリメントアドバイザー　長谷川貴志