ホワイトウィロー(セイヨウシロヤナギ)の働きとサプリメント一覧
●ホワイトウィロー(セイヨウシロヤナギ)の特徴
ホワイトウィローとはヤナギ科に属する落葉小高木で、和名はセイヨウシロヤナギ。主にユーラシア大陸から北アフリカにかけて生息しており、成長すると高さ25mほどまで伸びます。このホワイトウィローには解熱・鎮痛作用があり、何千年も前から民間療法に使われてきました。現在では、樹皮から抽出されるエキスがサプリメントに使われています。
●ホワイトウィロー(セイヨウシロヤナギ)の効果・効能
ホワイトウィローの樹皮から抽出されたエキスには、頭痛や関節炎による腫れや痛みを鎮める効果があるとされています。そのため、毎日をスッキリ快適に過ごしたい方や体のふしぶしをサポートしたい方などにうってつけです。
●ホワイトウィロー(セイヨウシロヤナギ)の安全性
ホワイトウィローは適切に摂取すればほぼ安全です。しかし、以下の患者は摂取により、かゆみや発疹、深刻なアレルギー反応などを起こす可能性があります。
なので、アスピリンアレルギーの方・喘息・委縮性胃炎・糖尿病・痛風・低プロトロンビン血症・腎臓病・肝臓病などの方は摂取を避けるか、摂取時に十分注意を払いましょう。
≪ホワイトウィロー(セイヨウシロヤナギ)の摂取方法≫
●1日の摂取量の目安
ホワイトウィローの1日の摂取量の目安は800〜1600mgほどとされています。また、サプリメントで摂るなら1日2〜4粒を目安に1〜2回に分けて摂取するのが一般的です。※1粒あたりの含有量や、推奨する摂取量はメーカーにより異なります。
●摂取方法や注意点
通常の方が摂取する場合は、副作用などが発生することはありません。ただし、過剰摂取をするとまれに、胃腸症状 (腹痛、下痢、吐き気) や耳鳴りを引き起こす可能性があります。なので、1日の摂取量の目安をきちんと守ることが大切です。
また、医師による治療・投薬を受けている(特に出血性疾患または潰瘍)方や手術を受ける予定がある方は、摂取する前に医師にご相談ください。
執筆:臨床栄養協会認定サプリメントアドバイザー 長谷川貴志
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