TMG（ベタイン）の働きとサプリメント一覧 | ロサンゼルスから直送！高品質と低価格を両立できるアメリカのサプリメント専門店 並び順：高い順

≪TMG（トリメチルグリシン・ベタイン）とは≫
●TMG（トリメチルグリシン・ベタイン）の特徴
TMG（トリメチルグリシン）とはアミノ酸の一種。別名ベタインです。動物ではエビやカニ、タコなどの頭足類や甲殻類、貝類に豊富に含まれており、植物では麦芽やキノコ類、砂糖大根に含まれています。このTMGは浸透圧調節物質であり、植物において耐塩性に深く関与しています。現在では、天然アミノ酸系保湿剤として化粧品やシャンプー、石鹸などに利用されています。

●TMGの効果・効能
TMGには、肝臓から脂肪の排出を促進し、肝臓へ脂肪が流入するのを抑える作用があるので、脂肪肝予防効果が期待できます。また、脂肪肝になっている肝臓に対して解毒作用を持つGSH産生をキープし、酸化ストレスを排除する働きがあり、肝細胞障害や肝の線維化などの進行を防ぎます。ですので、肝障害抑制効果もあります。さらに、TMGはスピードや力強さ、持久力のサポートにも有効だとされています。

●TMGの安全性
TMGは適切に摂取する場合はほぼ安全です。ただし、無水TMGを摂取するとまれに、吐き気や消化管障害、下痢などを生じる可能性があります。
また、塩酸TMGについてもまれに、胃炎・十二指腸潰瘍や潰瘍治癒の遅延、胸焼けなどを生じる可能性があります。ですので、摂取して何らかの異常を感じた場合は、ただちに使用を中止して医師にご相談ください。

≪TMGの摂取方法≫
●1日の摂取量の目安
TMGの1日の摂取量の目安は400〜1000mgほどとされています。また、サプリメントで摂るなら1日1〜2粒を目安に1〜2回に分けて摂取するのが一般的です。
※1粒あたりの含有量や、推奨する摂取量はメーカーにより異なります。

●摂取方法や注意点
通常の方が摂取する場合は、副作用などが発生することはありません。しかし、医療機関を受診している方は、摂取する前に医師にご相談ください。

執筆：臨床栄養協会認定サプリメントアドバイザー　長谷川貴志