メラトニンの働きとサプリメント一覧 | ロサンゼルスから直送！高品質と低価格を両立できるアメリカのサプリメント専門店 並び順：高い順

≪メラトニンとは≫
「睡眠ホルモン」の別名でも知られるメラトニン。体内においては主に夜間、脳の松果体から分泌されます。アミノ酸のトリプトファンからセロトニンを経て合成されますが、その量は加齢とともに減少します。

日本では医薬品成分に分類されていますが、アメリカではサプリメントとして流通しています。

●メラトニンの効果・効能
メラトニンには体内時計を調節する働きがあり、夜は自然な眠りを促し、朝はすっきりとした目覚めを迎えるための切り替え役を担っています。

このためサプリメントで摂取することにより、健康・美容に役立つ質のよい睡眠をサポートしたり、時差ぼけを防いだり、睡眠障害を改善するなどの効果が期待できます。

メラトニンには強い抗酸化作用もあります。そのため体内で増える活性酸素の働きを抑えて老化や病気の進行を防いだり、免疫機能をサポートしたりといった働きも期待できます。

●メラトニンの安全性
短期間の経口摂取・局所的使用については、ほとんどの成人に安全とされており、依存性もないとされています。

ただしメラトニンの血中濃度の高さが思春期の発達を妨げるとの報告があるため、子どもへの摂取は控えたほうがよいでしょう。また妊娠中・授乳中の女性も摂取を控えることが推奨されています。

またメラトニンはいくつかの医薬品と相互作用する可能性があるため、投薬治療中の方はご摂取前に医師にご相談ください。

≪メラトニンの摂取方法≫
●1日の摂取量の目安
NIH（アメリカ国立衛生研究所）によると、1日あたり1〜10mgのメラトニン摂取は短期間の使用においては安全とされています。最初は1mgなど少量から始めるのがよいでしょう。

●摂取方法や注意点
栄養補助食品として、寝る1時間ほど前に摂取します。通常型と徐々に溶けるタイムリリース型がありますが、朝までしっかり熟睡したい方にはタイムリリース型をおすすめします。

なお摂取後4〜5時間は、車の運転や機械の操作を控えましょう。

監修：臨床栄養協会認定サプリメントアドバイザー　長谷川貴志
参考：NIH（アメリカ国立衛生研究所）ホームページ,
https://www.nccih.nih.gov/health/melatonin-what-you-need-to-know(2022-08-25参照)
　　「健康食品・サプリメント（成分）のすべて」（日本医師会／日本薬剤師会／日本鹿医師会 総監修）2011年10月発行　同文書院