DHT(ジヒドロテストステロン)の働きとサプリメント一覧
●DHTの特徴
DHT(ジヒドロテストステロン)の特徴について説明するには、まずアンドロゲンの説明から始める必要があります。アンドロゲンとはステロイドホルモンの一種で、男性ホルモンとして男性生殖のみならず女性生殖にも重要な役割を果たしています。
そのアンドロゲンの中で最も重要な構成成分がテストステロンで、これが5α-還元酵素の働きによりDHTに変換されます。つまり、DHTはテストステロンが形を変えたものなのです。
このDHTには、頭皮毛包の成長期の短縮や毛球部容積の減少などを引き起こす作用があることが特徴です。このことからDHTは「薄毛と深い関係があるホルモン」と呼ばれています。
●DHTが及ぼす影響
DHTはAGAの原因物質です。AGAとは「男性型脱毛症」のことで、主に日本の成人男性によく見られる髪が薄くなる状態のことです。AGAの脱毛部分にはDHTが多量に存在していることが確認されています。
DHTから脱毛シグナルが出されると、成長期が短くなり、髪の毛が太く長く成長する前に抜けてしまいます。こうして毛が十分に育たず、細くて短い髪が多くなると全体として薄毛が目立つようになりAGAになってしまうのです。
●DHTを抑制するには?
DHTを抑制するには「シェンミン」をはじめとしたDHTの形成をブロックするサプリメントが有効です。現在ではインターネットで簡単に購入することが可能なので、ぜひチェックすることをおすすめします。
≪DHTブロックサプリメントの摂取方法≫
●1日の摂取量の目安
DHTブロックサプリメントの1日の摂取量は3粒ほどを目安に3回に分けて摂取するのが一般的です。※1粒あたりの含有量や、推奨する摂取量はメーカーにより異なります。
●摂取方法や注意点
通常の方が摂取する場合は、副作用などが発生することはありません。ただし、最大限効果を得るためにも3〜4カ月継続して摂取することをおすすめします。
執筆:臨床栄養協会認定サプリメントアドバイザー 長谷川貴志
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